誰でもできる分野で、誰にもできないことをする

以前、ある方の絵の作品展に行ってきました。
ある水彩画の先生の、アトリエの生徒さんたちの
作品展だったのですけれど

入口の、その先生のコメントに
思わず惹きつけられました。

私はそのメッセージの強さに驚いていたのだけれど
聞けば、水彩画ではとても有名な先生だそうで、
いつもスクールは入会待ちの生徒さんが200名ぐらいいるのだそう。

そこに書かれていたメッセージとは
(私の記憶に頼るのでもしかしたらニュアンスが違うかもしれない)

 
「水彩画を描くということは、誰にでも簡単にできることだけれど

誰にも描けない絵を描くということはそう簡単にできることではない」

確か、こういった内容だったと思います。

これは「水彩画」に限らず、と思います。

たとえば、小さい頃、
ピアノを習っていない人はいないんじゃないかというぐらい
ピアノを習っている人は多いと思いますが、

じゃあ、その中で音大に行く人とか
それを仕事にしている人って、
全体の何パーセントなのかといえば、

もう、ほとんどいないんではないかと思います。

 「誰でもできる分野で 誰にもできないことをする」

 

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色と香りの命理学Step4【職業編】では

「好きなこと」と
「できること」と
「飯が食えること」はそれぞれ違うように

「ライクワーク」
「ライフワーク」
「ライスワーク」はそれぞれ違う、

という話をします。

それは命式のどこに書いてあるのでしょうか?

これを自分の職業生活に落とし込んでいくことこそが、
講座の醍醐味。

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十干の「辛」(私は日干「辛」)に

「この分野では誰にも負けない、ということをいかにできるか」
「その他大勢になるな」という意味がありますが、

そんなことを改めて強く思う作品展でした。